顎関節症

 顎関節症とは、脱臼・骨折などの器質的疾患が無く、顎が痛くて口が開かない、口を開けると顎が痛い、強く噛むと痛い、口を開けると顎で音がするなど、関節の機能障害のことを言います。

 顎関節の構造や、顎関節症の病態についてはよそのホームページにおまかせして、ここでは当院においての顎関節症の捉え方と施術について書きます。

 

 

 顎関節症とは顎関節の機能障害で、ものすごくおおざっぱに言うと、側頭骨、関節円板、下顎骨のはまりぐあいがおかしいために動きが悪いという状態です。

 

 顎関節症の原因は、歯の噛み合わせが悪いことと背骨のねじれにより、下顎骨がすれることです。当院では背骨のねじれに対して施術をするので、顎関節症でもカイロプラクティックの全身施術を行います。

 背骨のねじれを綺麗にすると、背骨以外の色々な関節のねじれも連動してきれいになります。

 顎関節症の方は、口を開けるときに開け始めは片側の下顎骨しか動かず、大きく口を開けるにつれて後から追いかけるように反対側の下顎骨が動きます。下顎骨を矯正することで開け始めから両側の関節が動くようにします。矯正するときには強い力をかけることはないので関節を壊すような心配もありません。

 

 歯医者さんで噛み合わせと同時進行で治療するのも有効です。その場合の注意点は、例えば歯医者さんでマウスピースなどをつくる場合において、当院で矯正するたびに顎の位置が少しずつ正常になっていくので、歯医者さんであわせたマウスピースがいちいち合わなくなります。ということは何度も型をとりなおしたりすることもあります。

 歯のかみ合わせが悪いと、背骨をきれいにしても時間がたてばまた顎の骨がずれてきます。背骨をきれいにするだけで顎関節症の症状がとれた方もいます。人それぞれなのでやってみないとわかりません。

 以下にお客様の声をリンクしますので参考にしてください。

 

 

お客様の声038 女性48歳 顎関節症(鍼・矯正) -佐藤治療院のブログ- 2014.02.10

お客様の声024 女性65歳 顎関節症(カイロプラクティック) -佐藤治療院のブログ- 2013.05.28