残念ながら、鍼の作用機序は全てが解明されてるわけではありません。
すごく簡単な例えで、鍼を筋肉あるいは筋膜まで刺すと、当然のことですが、組織には傷がつきます。鍼は髪の毛くらいの太さといわれてますので、傷といってもすごく微細な傷です。すると、体はその傷を治そうとします。傷を修復するための栄養素などを、血液やリンパ液で運びます。
どういうことかといいますと、鍼を打てば血の巡りがよくなるということです。
他に、神経に作用して、痛みを軽減させる作用もあります。鍼をうつことで、ランナーズハイと同じ状態になるといわれています。脳内麻薬物質が分泌されて、痛みや痺れを感じなくなるとといわれています。
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